雪に弱い地表面モード

ドローンによる測量のお話です。

写真をたくさん撮ってそれを3D化します。(ばっふら過ぎww)

こんな感じのデータが出来ます。SketchFABという3Dデータを投稿するサイトです。

地盤線をデータ化したいので、点群編集という技で、邪魔な3Dデータを消して行くんですが・・・

私が使っているサイトスコープというアプリ。

地表面を拾ってそれ以外を消すという技があります。↓ こんな感じです。

突発的に高い木や、上下ダブっているような箇所を、狙って削除するようです。

最近、発見したのですが、雪で白くなったところは、データが欠けが過ぎるようです。

余計なデータまで消えちゃうんですね。

まっさらな、誰も踏み入れていない箇所なら良いのかもしれませんが、足跡とか付いてるとなおさらダメそうです。

カメラを詳しい人ならわかると思いますが、俗に言う「白飛び」

「白飛び」してる写真が多いと、データもうまく出ないようです。

「白飛び」に対して、「黒飛び」というのもありますが、それは飛行スキルとカメラ知識で回避出来るようです。

話はそれましたが、 サイトスコープで地表面をひろうと、余計なデータを消しちゃう。

だったら、そのままデータを抽出しようと思い、やってみました。

作った3Dのデータ。点群と言われるLASファイル

これを、サーフェスという面データに変換。

その面データに、SiTECH3Dというアプリで、線データが欲しい箇所の平面データをぶっこむと、そこの線データを抽出することが出来ます。

簡単に書いてますが、まぁまぁ、難解ですww

雪のところがデータがイマイチになる証拠をお見せしましょう。

↓ の赤いラインのデータを抽出しました。

拾ったデータがこんな感じです。

形状はわかりますが、下に飛び出たデータが多いですね。

これくらい、低い位置にデータが有ると、地表面を拾うモードでは下を拾ってしまうようです。

下を拾ってしまうと言うことは、データが下に行くか、欠けるかどっちかなんですね。

雪がある時は、地表面を使わない。

また、一つ賢くなりました。笑

 

 

1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です